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生命科学の研究者のブログ

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ブログアクセス数から見る学振申請書執筆時期の考察

このブログは今年の1月に立ち上げた。1月の後半に学振の内定があり、2月には今ある一通りの記事を書き終えた。以下にこのブログの2月から5月までのアクセス数のグラフを示す。

アクセス数 

具体的な時期は覚えていないが、たしか3月くらいから「学振」や「学振 書き方」をGoogleで検索すると、このブログは常に20位以内に表示された(多くの期間は10位以内。つまりトップページ)。この間、ブログを訪れる人のうち、大体80%くらいはGoogleやYahooで学振関連のキーワードを検索して来た人だった。

そこで大胆ではあるが、
ブログのアクセス数=学振の申請書を書いている人々
と仮定して、グラフを眺めてみよう。

まず大まかなグラフの形状を見てみると、三月の後半からゴールデンウイーク(GW)にかけて指数関数的に上昇している。

今年度申請の申請書様式の公開が3月11日だったから、様式が公開されると同時に一部の人はその書き方の参考をネットに求めて検索を始めている。早い人は書き始めているかもしれない。

そしてGWに入る直前に最初の極大値がある。これはおそらく指導教官などによって設定された第一稿の締め切りがこの辺に多いのではないかと予想している。とりあえず学生に大枠を書かせ、それをGWの間に指導教官が添削するといったようなシチュエーションが考えられる。

興味深いことは、GWの前半に入るとブログのアクセス数が急落したことだ。




そう、つまり、


学振申請者といえども
GW前半は

(もちろん全体の傾向がそうなだけで遊ばずに書いてる人もいます。)

(別に遊んでいる人を批判しているわけじゃないです。息抜きは大事!)


GWが終わるとアクセス数が戻る。不思議なことにGW後半は前半と比べてアクセス数が減少しない。


GW後半
あまり遊べないらしい



そしてGW終了後に2回目の極大値が来る。これはおそらくこの周辺に学内締め切りがあり、直前に追い込みで書きあげている人が多いのだろう。


ところで、僕の大学の今いる研究科でもGW終了後くらいに一次提出を求められる。ここでは主に申請者情報などの書式に問題が無いか大学院係の方がチェックしてくれる。大学院係は当然のことながら研究計画の内容などはチェックしない。先輩に聞いても「一次提出では研究計画とかは別に白紙でも問題ないよ?」と言われたので、僕の時も研究計画は途中のまま埋めるべきとこだけ埋めて一次提出を済ませた記憶がある。そこから5月後半の最終の学内締め切りに向けてじっくりと書きあげた。しかし、このグラフを見ると、一次提出の時点で完成まで持って行っている人も多いのではないかと感じた。

5月の2週目を過ぎたあたりから段々とアクセス数は減少していき、6月になると「学振」で検索してブログを訪れる人は格段に減った。5月の終わりに学内最終締切がある大学が多いようだ。

また、グラフのところどころで急激な減少と数日後の回復が繰り返されているのに気づくだろうか。
これ、他でもない「週末」だ。
土日になるとアクセス数が急減した。

個人的な経験からすると、平日はむしろ実験等で忙しかったから、土日に一生懸命書いた記憶があるのだが、世間一般的には土日は執筆を休む人が多いようだ。

それが正常な過ごし方だろう。


それからグラフには反映されていないが、5月の中旬以降になると「学振 評価書」で検索してくる人の割合が増えた。研究計画を先に書いて、評価書は割とギリギリに書いてもらう(自分で書く?)人が多いらしい。


以下学振申請書執筆時期の考察のまとめ
・本格的に書き始めるのは4月に入ってから。
・最も執筆が盛んなのはGW前後
・GW前半は遊ぶ
・土日は執筆を休む
・評価書は後から用意する



誰が得するのかわからないが、ブログ開設のタイミング的に結構貴重なデータだと思ったのでまとめてみた次第だ。参考までに。

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学振関連記事のまとめ

書こうと思っていたことを一通り書いたので、
まとめ記事を作る。

改めて自己紹介するが、
僕は学振の平成25年度採用において、
DC1の医歯薬学に申請し、面接を経て採用内定をもらった。
申請の経験は一回だが、申請を通して思うことをつらつらと投稿した。

ここに書いていることはあくまで僕の主観であり、間違っている可能性もあるという断りをしておく。
それを踏まえた上で、適当に参考にしていただきたい。


学振とは何なのか

学振の申請書を書き始める前に知っておくべきこと

学振の採用率が高い研究室とは

学振申請書の書き方

学振申請書提出まで|自分のケース

学振面接のポスター作成|自分のケース

学振の面接体験記

ブログアクセス数から見る学振申請書執筆時期の考察 (6/6 追加)


学振の面接体験記

【注意】
筆者は平成25年度採用で、当時の面接はポスター形式で、スライドではありませんでした。
面接の雰囲気などは大体同じと考えられるので、このまま残しておきたいと思います。




学振の面接の日時は電子申請システムで提示される。
申請者には自分の面接の日時しか知らされないのだが、
その時期の2chの学振スレを見ていたら、
どうやら学振面接の期間は4日間ほどあるようだ。
予想だがPDから始まってDC2→DC1とやっていっているのではないかと思う。

僕はDC1の医歯薬だったが、4日間のうちの3日目だった。
受付開始時間と面接開始時間を照らし合わせるに、
その日の一番最初の面接だった。

スーツを着込み、前日に刷ったA0横版のポスターを持って家を出る。
面接の会場は四ツ谷の弘済会館だ。
前日に地図を見たら四ツ谷の駅からまっすぐだったので、
駅にある地図を見ればたどり着けるだろうと思っていたのだが、
地下鉄の出口から出て新宿通りと外堀通りの交差点に出ると見事に方向感覚を失った。
2分ぐらい彷徨ったが、おとなしく交差点にあった交番に場所を聞いた。

四ツ谷の駅から上智大学が見えるので、その方向にさらに3分くらい行ったところが弘済会館だ。
行く途中にサンクスがあったので飲み物を買った。

弘済会館に入ると、まず受付がある3階だか4階だかにエレベーターで向かう。
エレベーターを降りると受付があり、資格・分野・名前を告げる。
面接の注意点が書いてあるプリントをもらい、待合室の場所を告げられた。
受付と同じ階にある待合室では、3人くらい座れる長机が4列くらい、各列6~7個くらい並べてあり、
部屋の一番前に人文学とか工学とか農学とか分野の札が列ごとに並んでいて、
どうやら自分の分野の列に座れということらしい。

その日の受付が始まって10分くらい後に着いたのだが、
待合室にはすでに結構人がいて、ピリピリした空気がひしひしと伝わってきた。
ある人はノートを一生懸命見ている。
ある人は目を閉じてじっとしている。
ある人はノートパソコンで何やらカチカチやっている。
ある人はそんな回りの人を観察している。
僕はその観察している人とふと目が合う。
そして優しく微笑み掛ける…わけがない。みんなすごくピリピリしている。
受付でもらったプリントを読んでみる。

面接会場入室後の流れ
・荷物を会場内の指定された台に置いてください。(ホワイトボード裏の机)
・ホワイトボード脇まで歩み出て、登録名を名乗り、研究課題名を述べ、
直ちに説明を始めてください(説明開始の合図は特に出しません)
※ポスターは入室の少し前に係員が預かり、ホワイトボードに貼っておきます。
※差し棒はホワイトボード付近に設置しているので適宜利用してください。


そして面接会場のイメージ図が描いてあった。
ホワイトボードの前に長机がコの字型に設置してあり、
申請者はホワイトボードの左側に立つ。
そして申請者から見て正面と右側の机に審査員がいて、
左側の机には事務局の人がいるらしい。実際その通りだった。

ポスターは待合室であらかじめケースから出しておいてくださいとのことだったので、
机に丸めたまま置いた。そしてサンクスで買ったお茶を飲みながら時間が来るのを待った。
その間に人がどんどん増えてきた。面接が始まる前に満席になるんじゃないかという勢いだった。

そうこうしてるうちに名前を呼ばれたので、案内係の人に連れられて待合室を出る。
面接会場の部屋の前に椅子が3つほど並んでいて、時間までここで待てとのこと。
医歯薬と書かれた面接部屋が2つあった。DC1とDC2だろうか。

面接会場の前の椅子に座るとさすがに緊張してくる。
手のひらににじむ汗を感じながら、深呼吸して心を落ち着ける。
そして、名前が呼ばれ、面接会場に入る。

プリントの指示通り、ホワイトボード裏の机に荷物を置き、
ホワイトボードの左側に立つ。差し棒はホワイトボードのペンを置く場所に置いてあった。
一応進行役の審査員がいるようで、名前と課題名を告げて説明を始めるようにと指示があった。
指示通り名前と研究課題名を言い、そのまま説明を始める。

審査員席を眺めてみると、想像していたよりたくさん審査員がいた。
たぶん8~10人の審査員が狭そうに座っていた。
年齢は30後半に見える人から60くらいに見える人まで様々だ。
みんな男性だった。と思う。

説明はリハーサル通りできた。気を付けたのはゆっくり喋ることと言葉をはっきり発音すること。
とにかく初めて聞く人にもわかりやすいように努めた。

4分でアラームが鳴るらしいが、鳴る前に説明が終わったので、そのまま質疑応答に入った。

事前に積極的に質問してくる人は2名くらいだという情報は得ていた。
たぶん自分の書面審査セットの人だろう。さあどんな質問でも来い!と質問を待ち受けた。
初めに一人の審査員が、あたかも自分が質問する役割なんだといった感じで聞いてきた。

・・・浅い。僕の研究の大事なところはもっと違うところにあるんだけど・・・それが聞きたいの?
と思いつつも最初の質問に答える。
すると審査員は「ああ、そう・・・」といった感じ。そしてそのまま、「じゃあ次の質問だけど・・・」
と言って、2つ目の質問をする。
2つ目の質問は申請書提出後に得られたデータについてだったので、その場で思いついたんだろう。
ポスターでは細かい情報は省いてあるのでそれについては説明してなかったが、
その質問に対する説明は用意してあった。その答えを聞くとまた、「ああ、そう・・・」と言う。
そして3つ目の質問をする。

・・・浅い。あなた本当に僕の申請書読んだんですか?そんなにわかり辛かったの?
それともよっぽど興味がわかなかったのだろうか。
その質問で最初の質問者は「僕からは以上で・・・」と質問をやめた。

次に質問してきた人は
「臨床において〇〇(僕の研究に関連すること)が問題になる疾患は何ですか?」
と聞いてきた。この人はMDなんだろう。
なるほど、これは研究計画と直接的には関係無いが、僕の知識を問う質問だ。
またの名を意地悪質問という。
とりあえず臨床で最も患者数の多い3つの疾患を答えた。
すると「それだけ?少ないですね、フフフ・・・」
と笑う。

完全に意地悪質問です

少し考えた後に、2つ疾患を追加で答えた。
「フフ、まあいいでしょう」と質問をやめた。ほくそ笑みながら。
なるほど、この人はたぶん僕の申請書の背景だけ読んで、
ちょっと意地悪してやろうと質問したんだろう。たぶん僕のとは別の書面審査セットの審査員だ。

3人目の審査員が質問する。

・・・良い質問!この人はちゃんと僕の申請書の要点を理解している。
こういう質問を待っていた!と言わんばかりに答える。
それを聞いてうん、うんと頷いてる。この先生はきっと人柄もいい先生だろう。
それに比べて2人目の質問者は・・・と審査員を評価している場合ではない。
評価されているのは自分だ。

3人目の質問が終わって、進行役の人が「他に質問はありますか?」と聞く。
しばし沈黙。なんだもう終わりかと思っていたら、4人目の質問者がいた。

この人もたぶんMDだ。申請書はたぶん読んでないが、
その場で僕の説明から質問を考えたんだろう。
しかし、とてもいい点をついていた。
ただ、それは良く聞かれる質問だったので、難なく答えられた。
その質問に答え終わったくらいに9分経過のアラームが鳴った。
進行役が「他には?」と聞くが、もう誰も質問しなかったので、
1分弱時間を残して僕の面接は終わった。



面接を振り返ってみると、僕の申請書を事前に読んでいたのは、
おそらく1人目と3人目の質問者の二人だ。この数は事前の情報と一致する。
1人目は一回申請書を読んでいるだろうということは分かったが、
内容についてはほとんど理解してなかっただろう。
2人目の質問者は完全に便乗というか、「意地悪してみました」という感じだ。
4人目の質問者はおそらく初見で建設的な質問をしてきた。
質問した人以外の審査員はというと、
興味なさそうにうつむいていた人が多かったように思う。

これはあくまで僕の予想だが、
面接官は各資格(PD、DC2、DC1)の各分野(人文、工、化学etc)ごとに決まっていて、
例えばDC2の化学の面接候補者は全員同じ面接官によって審査される。
そして、その面接官は分野の中の各書面審査セットから代表で2人ずつ選ばれている。
よって、面接会場に各申請者の申請書を読んだ面接官は2人存在する。
しかし、採点自体はその場にいる面接官全員が行っていると思う。
何故なら、すべての審査員の手元に僕の申請書のコピーがあるように見えたから。
もしそうだとすると、自分の研究計画に対して初見の審査員も意識してしゃべらなくてはいけない。

一人の面接から次の人への入れ替えは間髪入れずに行われる。
たぶん、一人の面接が終わって、その人をじっくり採点している暇はない。
何が言いたいかというと、もし申請書を読んでない人も採点には加わるなら、
面接における印象が点数を大きく左右すると思う。
質問に答えられなかったりすると、すべての審査員の印象を悪くしかねない。
明るくハキハキと審査員の方を見ながらしゃべるだけでかなり印象は良くできるんじゃないかと思う。
喋り方なんて研究の本質とは全然関係ないと思うが、
短時間の面接で相手に好印象を残すには有効な手段だと思う。
また、4分の説明の中で、自分のアピールするポイントはどこなのかというのをはっきりさせておいた方が良い。
抑揚の無いストーリーは全体の印象をぼやけさせる。
アピールすべき点を強調しすぎるくらいに主張した方が良いと思う。

以上が僕の面接体験記と、それを踏まえた対策だ。
最後の部分の考察は僕の予想に過ぎないということを強調しておく。
長くなってしまったが、面接のイメージトレーニングにでも使ってほしい。

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学振面接のポスター作成|自分のケース

【注意】
筆者は平成25年度採用で、当時の面接はポスター形式で、スライドではありませんでした。
発表の構成などはもしかしたらまだ参考になるかもしれないので、このまま残しておきたいと思います。




10月の中旬に一次審査の結果が出た。

25年度の採用から開示の方法が少し変わった。
それまでは電子申請システムでの開示+書面が学振から送られて来たが、
今年度から電子申請システムのみでの開示になった。

そのせいかは知らないが、たしか10月の17日だか18日だかに
突然学振からメールが送られてきて驚いた。
例年は10月28日ごろに結果が出ていたから、予期せぬ開示に動揺した。
そして電子申請システムで見たら、面接候補の文字があった。

不採用ではなかったという喜びもあったが、
どちらかというと面接免除で通れなかった落胆の方が大きかった。
そしてこれからしなくてはいけないポスターの作成や面接対策のことを考えると
ものすごく気が重くなった。

面接免除で内定したのが上位20%
面接候補になったが、上位20~28%の人だ。
昨年のDCの最終的な採用率は25%
つまり、採用率が昨年と同じなら、8人中5人は採用される。
一次審査と面接の点数の比率がどれくらいなのかは全く分からないが、
面接で頑張ればかなりの確率で採用されるはず。
首の皮一枚つながったと考えて気持ちを切り替えた。

面接の日時は12月6日だった。
ただ、日々の実験が忙しくて、結局ポスターを作り始めたのは
面接の2週間くらい前だった気がする。

面接は発表4分+質疑6分の計10分だ。
4分というのはとても短い。この時間をどうやって使うかがまず問題になった。
結局ポスターを4つのセクションに分けた。
背景・これまでに得られた結果・新たな業績・今後の研究計画
それぞれの配分を 1分+1分20秒+20秒+1分20秒とした。
作戦としては、幸いにも申請書提出後に得られたポジティブデータや、
提出後に決まった学会発表などがたくさんあったので、
それらを全面的に押し出し、研究が進んでいる感をアピールすることにした。
また、背景の説明に気を使い、データも要点だけ載せて、
初めて聞く人にも理解しやすいようにした。

ポスターをデザインするときに気を付けたのは、
やはりとにかく見やすくわかりやすくすること。
デザインや配色を色々と試しながら、一番良いと思えるものを探していった。
以前も貼ったが、デザインを考える際には下記のサイトを参考にした。

伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン

また、ポスター作成にはInkscapeというソフトを使った。
Illustraterを持っていればそれで充分だが、
持ってない人にとってIllustraterは高い。
かといって、ラボの共用PCをポスター作成のために長時間占有するのは迷惑。
そんな時に探していて見つけたのがこのソフトだ。
意外と研究のコミュニティーでは知られていないのではないかと思う。
Illustraterとほぼ同等のことができて、しかも無料でダウンロードできる。
他の描画ソフトとの互換性に?がつくが、
このソフトでデザインしてこのソフトでPDFを作成する分には何の問題もない。
実は今論文のFigureもこのソフトで作っている。おすすめである。

というわけで、僕が面接に使ったポスターのデザインを公開する。
文字の内容やグラフは適当に改変したので、
デザインだけ参考にしていただけたらと思う。

学振ポスター@東京BLOG

東京BLOG学振関連記事のまとめ


学振申請書提出まで|自分のケース

結果的に僕の書いた申請書は面接に回った。
同分野の申請者のうち、上位3割には入れたけど、上位2割には入れなかった。
もちろん不採用にならなかったのは素晴らしいことだけど、
なんで面接免除で通らなかったのかを考えると、色々と反省すべき点が思い当たる。

まず第一に、あまり下調べをしなかった。
今でこそ、このブログの投稿でえらそうなことを書いているが、
実はここに書いていることで申請後に知ったこともある。
もちろんGoogle先生の上位何個かのページには飛んで、
本当に基本的な知識は持っていたつもりだが、
例えば書面審査セットの話は、
恥ずかしながら申請書を出した当時はちゃんと理解はしていなかった。

当時の自分には、国の機関が大きなお金を出す人を決める重大な審査だから、
書くべきことをちゃんと書けば通るに違いないという幻想があった。
審査員だって、なんだかんだちゃんと僕の分野を理解する人が見るだろうという、
根拠のない思い込みがあった。

これらのことが幻想で思い込みであったということは、
実際に面接を受けて審査員の様子を見ると確信に変わった。
まあ面接の話は別の投稿で詳しく書こうと思う。

自分のケースを振り返って、申請書を書くときに意識すべきだった点は
これは以前の投稿でも書いたことだが、下記のようなことだ
・審査員は審査を専門にする人ではなくて、大学の業務の片手間で審査を行う教員。審査に対するモチベーションは必ずしも高くない。
・何十通も申請書に目を通してきて疲弊した、もしくはこれから見なくてはいけない何十通もの申請書を前に気を重くしている審査員に対して優しい申請書を書く。しかもその審査員は分野外の人だという前提で。

こうして書いてみると、やっぱり学振の審査は問題がある。
こんなことでいいはずがない。

話がそれたが、とにかく僕は今考えると改善点がたくさんある申請書を、
たぶん5月に入ってから書き始めた。

学内締切の2週間くらい前に第一稿を書き上げ、
助教の先生方に見てもらった。

これも反省点なのだが、あまり他人が書いた申請書と比較しなかった。
というのも僕のラボには学振申請書のアーカイブなんてなかったし、
学振をもらっている先輩もその時にはいなかったから。
横のつながりを利用して、他のラボのものを見せてもらうという選択肢もあったが、
大事な研究計画書をむやみやたらに公開すべきでないし、
そこまですることもないなと、友達に頼みもしなかった。

(べ、別に友達がいないわけじゃない)

唯一参考にしたのは指導教官に以前もらった科研費の申請書だ。
これはレイアウトや構成など大変見やすくわかりやすく書いてあった。

当時の僕の業績は国際誌の共著2本と国内学会の口頭発表1件だった。
業績0で通る人もいるので、DC1の医歯薬生物系としては悪くはなかった。
欲を言えば、やはり1stの論文が一報でもあったら、と思う。

自己評価のエッセイは熱く書いたのだが、
今思うとここでももっと見た目の見やすさ、読みやすさを追求すべきだった。
文字が多すぎた。

僕のボスはいつも評価書や推薦書は書いてくれないので、
自分で書いて判をもらった。
自分で自分を推薦する。何回かやったが、全然慣れない。
できるだけ客観的な事実や具体的な事例を書いて、
あまり主観的な評価は書かなかった。
主観的な評価は読む人によって信じる程度が違ってくると思うが、
客観的事実ならたぶんどの審査員も評価せざるを得ないだろうと思ってのことだ。



以上のような感じで僕の申請書は出来上がった。
今思うと、もっとしっかりやれよと思うところがたくさんある。
これを読んでる人は、僕を反面教師にして抜かりなく対策してもらいたい。

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あぴと

Author: あぴと
生命科学の研究者。ポスドク。東京という街が好きです。
興味のあること:
生命科学、基礎医学、進化生物学、英語、読書、美術、音楽

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