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生命科学の研究者のブログ

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福島の現在の写真を見て

放射線測定器もって福島県の浜通り(沿岸)行ってきた

上のリンクから行けるまとめで、
福島県浜通りを最近訪れた人が写真を撮って上げている。

線量の高い区域だからだろうか、
がれきの山や津波で壊されてそのまま放置されている家がある。

駅なんかも閉鎖されたままで、無残な姿をさらしている。


写真が取られた場所は立ち入り禁止区域の外のようだが、
無傷に見える家でも人が住んでいるような様子は見えない。

震災から2年半が経とうとしているが、
それが残した傷痕はまだいたる所に残っていて、
おそらくこの先もずっと残るだろうと思う。


こういう現状を知っても、何も対策が思い浮かばないのが悲しい。

線量は高い所で数μSv/hr

住もうと思えば住めなくもないのかもしれないけど、
多分進んで住もうとする人は少ないだろう。

除染をするにしても、わざわざ莫大な費用と労力をかけてするほどの効果があるのか
という問題がある。

これらの街に再び活気が戻る日は来るのだろうか。




震災関連のニュースは今でも見つけるとチェックしている。

たまに「政府は嘘をついて隠し事をしている」というコメントを見かけるけれど、
このまとめのように、一般人がガイガーカウンタを持って写真を撮って、
それを簡単に2chに公開できる時代に、
いったいどうやったら事実の隠ぺいができるのかと思う。
放射能関連では、震災当初に叩かれたことで、
政府もある意味データの公開に敏感になっているし、
リアルタイムのモニタリング公開もしている。
リンク先に行くと分かるが、
福島県内だけでもおそらく数千箇所のモニタリングポストがあるし、
福島から遠く離れた鹿児島県ですら13箇所のモニタリングポストがある。

たぶんこれだけのモニタリングポストを管理して、
リアルタイムで公開している国は他に無いのではないかと思う。
もちろん政府が運営していない、
完全に個人で測定して公開しているWebサイトもたくさんある。

こんな国でデータの隠ぺいや捏造は不可能だ。

その点はある程度信頼してもいいのではないかと思う。



低線量被曝が健康に及ぼす影響については今も答えが出ない論争が続いている。
先日Nature誌でもこんな記事(英語)があったが、
専門家の間でも未だコンセンサスは得られていない。

こんなことになってしまった日本のために僕は何ができるだろうかと考えている。何ができるだろうか。

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Author: あぴと
生命科学の研究者。ポスドク。東京という街が好きです。
興味のあること:
生命科学、基礎医学、進化生物学、英語、読書、美術、音楽

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