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生命科学の研究者のブログ

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研究室内の距離感の話

学部4年の4月から研究室に配属されて、研究を始めた。

現在博士2年で4月から3年なので、研究を始めてから5年の月日が経とうとしている。

長くやっていると、色々な物事にたいして丁度良い程度というものが分かってくる。というより、自分にとって丁度良い程度に物事が落ち着いてくる。何のことかというと、例えば朝起きて大学に行く時間とか、一日の仕事量とか、実験の組み方とか、そういうものが持続可能な丁度良い程度に一定化してくるということだ。

研究室での人付き合いも例外ではない。

自分の身分は学生だが、もはや研究が仕事のようなものなので、言うなれば研究室は職場だ。そこは真面目に研究に取り組んで科学を推し進めることを最終的な目的とする場だ。当然研究室の雰囲気や環境は目的を遂行する上で重要となる。

研究を始めた当初は特になにも考えずに思うままに人と接していたのだが、学年も上になって責任が生じてくると、研究室内の雰囲気や環境にも気を使うようになってくる。

当たり前のことかもしれないが、最近は上司にしても先輩にしても後輩にしても近すぎず遠すぎない距離を意識するように心がけている。距離が遠すぎてもコミュニケーションの頻度が少なくなって問題だし、近すぎると批判的な姿勢を保つことが難しくなる傾向があるからだ。

もしかしたらこのようにコミュニケーションに制限を加えることで、後輩などから冷たい先輩として見られることはあるかもしれない。仕事の時とそれ以外の時でメリハリをつけ、飲み会では一時的に垣根が低くなることもある。それでも、僕としては研究に取り組んでいる時はちょっと余所余所しいくらいの距離感がちょうど良いと感じる。

仮に気の合う同期が研究室内にいれば、その人は例外となったかもしれない。幸か不幸か今の研究室に同期はいない。研究室外の友達といる時は一々距離感なんて気にしない。研究室外の同期と飲み会を開くと、それぞれがラボの愚痴を言い合って終わるなんてこともしばしばだ。

僕が気をかけて絶妙に保とうとしている研究室内での距離感を乱そうとするものにはできるだけ抗いたい。

しかし、時にどうしようも抗えないものもある。







THE 色恋沙汰

研究室内で出会って結婚するカップルは世の中に五万といるだろう。それは考えてみれば当然のことだし、自然なことでもある。だからそれが起こるのはしょうがないことだというのは十分承知している。

それでも、やっぱり、研究室内の色恋沙汰は









くっそ面倒だ!!



上手くいっているカップルはまだ良いかもしれない。研究室内でいちゃいちゃさえしなければ特に害はない。たまに培養室とかちょっと隔離されている部屋にカップルが二人きりで入ってたりすると、すごく入りづらい時があるので勘弁してほしいが、まあそんなに頻繁にあるというわけでもない。


朝研究室に来て、いつもより研究室の空気が殺伐としていたりすると、「あのカップルが喧嘩したんだな」と分かったりするが、第3者としてはそれでも特に害はない。





厄介なのは一方的な片思いだったり、三角関係が形成されている場合だ。
それにパワハラやアカハラが絡んでくると、
研究室はもはや

地獄絵図となる。



考えたくもない。




幸い僕自身がトラブルの原因となったことはこれまでには無かった(と自分では思っている)が、将来何が起こるかは分からない。
自分が当事者にならないように・・・というのは若干違う気がするので、
当事者になった時は周りに迷惑を掛けないようにしたい。

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Author: あぴと
生命科学の研究者。ポスドク。東京という街が好きです。
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生命科学、基礎医学、進化生物学、英語、読書、美術、音楽

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