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学振申請書提出まで|自分のケース

結果的に僕の書いた申請書は面接に回った。
同分野の申請者のうち、上位3割には入れたけど、上位2割には入れなかった。
もちろん不採用にならなかったのは素晴らしいことだけど、
なんで面接免除で通らなかったのかを考えると、色々と反省すべき点が思い当たる。

まず第一に、あまり下調べをしなかった。
今でこそ、このブログの投稿でえらそうなことを書いているが、
実はここに書いていることで申請後に知ったこともある。
もちろんGoogle先生の上位何個かのページには飛んで、
本当に基本的な知識は持っていたつもりだが、
例えば書面審査セットの話は、
恥ずかしながら申請書を出した当時はちゃんと理解はしていなかった。

当時の自分には、国の機関が大きなお金を出す人を決める重大な審査だから、
書くべきことをちゃんと書けば通るに違いないという幻想があった。
審査員だって、なんだかんだちゃんと僕の分野を理解する人が見るだろうという、
根拠のない思い込みがあった。

これらのことが幻想で思い込みであったということは、
実際に面接を受けて審査員の様子を見ると確信に変わった。
まあ面接の話は別の投稿で詳しく書こうと思う。

自分のケースを振り返って、申請書を書くときに意識すべきだった点は
これは以前の投稿でも書いたことだが、下記のようなことだ
・審査員は審査を専門にする人ではなくて、大学の業務の片手間で審査を行う教員。審査に対するモチベーションは必ずしも高くない。
・何十通も申請書に目を通してきて疲弊した、もしくはこれから見なくてはいけない何十通もの申請書を前に気を重くしている審査員に対して優しい申請書を書く。しかもその審査員は分野外の人だという前提で。

こうして書いてみると、やっぱり学振の審査は問題がある。
こんなことでいいはずがない。

話がそれたが、とにかく僕は今考えると改善点がたくさんある申請書を、
たぶん5月に入ってから書き始めた。

学内締切の2週間くらい前に第一稿を書き上げ、
助教の先生方に見てもらった。

これも反省点なのだが、あまり他人が書いた申請書と比較しなかった。
というのも僕のラボには学振申請書のアーカイブなんてなかったし、
学振をもらっている先輩もその時にはいなかったから。
横のつながりを利用して、他のラボのものを見せてもらうという選択肢もあったが、
大事な研究計画書をむやみやたらに公開すべきでないし、
そこまですることもないなと、友達に頼みもしなかった。

(べ、別に友達がいないわけじゃない)

唯一参考にしたのは指導教官に以前もらった科研費の申請書だ。
これはレイアウトや構成など大変見やすくわかりやすく書いてあった。

当時の僕の業績は国際誌の共著2本と国内学会の口頭発表1件だった。
業績0で通る人もいるので、DC1の医歯薬生物系としては悪くはなかった。
欲を言えば、やはり1stの論文が一報でもあったら、と思う。

自己評価のエッセイは熱く書いたのだが、
今思うとここでももっと見た目の見やすさ、読みやすさを追求すべきだった。
文字が多すぎた。

僕のボスはいつも評価書や推薦書は書いてくれないので、
自分で書いて判をもらった。
自分で自分を推薦する。何回かやったが、全然慣れない。
できるだけ客観的な事実や具体的な事例を書いて、
あまり主観的な評価は書かなかった。
主観的な評価は読む人によって信じる程度が違ってくると思うが、
客観的事実ならたぶんどの審査員も評価せざるを得ないだろうと思ってのことだ。



以上のような感じで僕の申請書は出来上がった。
今思うと、もっとしっかりやれよと思うところがたくさんある。
これを読んでる人は、僕を反面教師にして抜かりなく対策してもらいたい。

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Author: あぴと
生命科学の研究者。ポスドク。東京という街が好きです。
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